「WordPressでブログを書くときに目次はあった方が良いよね・・・」
WEB記事には目次が必要な3つの理由


目次とは記事中の見出しをまとめたもので、多くの場合は記事の上部に表示されています。
ここでは、なぜWEB記事に目次が必要なのか、その3つの理由をご紹介します。
1.読者は知りたい情報をすぐに欲しいから
記事に目次が必要な理由は、読者が知りたい情報をすぐに手にすることができるためです。
目次があれば知りたい情報がありそうな見出しまですぐにジャンプすることができるため、圧倒的に時間を節約することができます。
記事を読む読者は記事を読みたいのではなく、知りたい情報があるから記事にたどり着きます。
そのような動機で記事にたどり着いた読者にわざわざ自力で全て記事を読んで必要な情報を探せというのはなんとも不親切なので、目次を作ってあげるべきです。
2.読者は基本的に記事を読みたくないから
記事に目次があると、その記事は文章を読みたく無い読者を手助けすることができます。
WEB記事は文章を読みたくて読んでいる人はほとんどおらず、そこにある情報が必要だから記事をみているのです。
何かしら悩みや課題がある人は、記事の目次を見て自分の求めている情報がその記事にあるかどうかを判断します。
3.記事の内容をざっくり把握できるから
また、記事の目次はその記事の骨格を表しており、読者が内容を把握することができます。
その記事がどれくらいのボリュームで、どのようなことが書いてあるのかを一瞬で伝えるのには目次が最適なのです。

どの本にも目次があるように、WEB記事にも目次が非常に重要な存在であることをおわかりいただけましたか?
WordPressであれば簡単に自動で目次を作成してくれるプラグイン『Table of contents Plus』があるので、手間はかかりませんよ!
それでは、プラグインのインストールから設定まで詳しくお伝えしていきますね。
WordPressで目次を作成するプラグイン『Table of Contents Plus』の使い方

ここでは『Table of Contents Plus』の使い方を以下の手順に分けて説明します。
- インストール方法
- 基本的な設定
- 応用的な設定
では、みていきましょう。
インストール方法
▼インストール方法
- ダッシュボードのサイドバーから「プラグイン」を選択
- プラグインのページから「新規追加」を選択
- 右の検索枠に「Table of Contents Plus」と入力しブラグインが表示される。
その後、「今すぐインストール」を選択し、引き続き同じ画面で「有効化」する。これが完了すると「Table of Contents Plus」がインストールされた状態になる。
インストールしても「有効化」しなければそのプラグインを使える状態ではありません。反対に、今は使う必要が無いけど持っておきたいという場合は「無効化」することが可能です。

基本的にはどのプラグインもインストール方法は変わりません。
ただ、ここからの細かい設定が少し違ってくるので、これから説明していきますね。
基本的な設定
まず最初に目次を表示させるための基本的な設定をします。
▼「Table of Contents Plus」の基本的な設定
- 位置
- 表示条件
- 以下のコンテンツタイプを自動挿入
①位置
最初に見出しをどの位置に表示させるのかを選択します。
▼位置の設定方法

②表示条件
次に、目次を自動的に表示させるための条件を設定します。
ここで設定した条件を満たしていない場合は、その記事中に目次が自動生成されないので要注意です。
▼表示条件の設定

③以下のコンテンツタイプを自動挿入
そして、サイトの中で目次を自動挿入するコンテンツタイプを設定します。
- 「post」
投稿に自動挿入 - 「page」
固定ページに自動挿入
▼自動挿入するコンテンツタイプを設定

応用的な設定
次に応用的な設定について解説します。
ここで設定するべきなのは、「見出しレベル」です。
「見出しレベル」を設定することで、どこまでの見出しを表示させるかを決めることができます。
▼応用的な設定
- H1 題名
- H2 大見出し
- H3 小見出し
数が大きくなっていくに連れて小さな見出しになっていきます。

ここまでの設定が完了すれば、基本的に投稿や固定ページで目次が表示されるようになるはずです。
簡単ですよね!
ただ、たまに目次を表示したくない場合や目次の位置を変えたい場合などもでてくるかと思います。
そんな時はとても便利な「ショートコード」があるので、次でご紹介します。
WordPressで目次を自由に作成する3つのショートコード

『Table of Contents Plus』ではショートコードを使うと、先に設定した目次の表示方法や内容を無視して自由に目次を作成することができます。
いちいちプラグインの設定を変えなくても目次の表示方法や表示内容を自由に設定することができるので、ショートコードを覚えておくとかなり目次作成がスムーズになります。
目次の表示 / 非表示
▼目次の表示/非表示のショートコード
項目 | ショートコード | 説明 |
---|---|---|
表示位置を指定 | 投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプで有効です。 | |
非表示 | 目次を表示させない |
▼目次を表示させる位置を指定する
▼目次を表示しない

目次のタイトル変更 / 非表示
▼目次のタイトル変更/ 非表示
項目 | ショートコード | 説明 |
---|---|---|
タイトル変更 | 設定したデフォルトとは違うタイトルをつけるには、label 属性を使用します。 | |
タイトル非表示 | デフォルト設定のタイトルを非表示にします。 |
▼目次のタイトルを変更
▼目次タイトルの非表示
目次に表示する見出しを変更
▼目次に表示する見出しを変更
項目 | ショートコード | 説明 |
---|---|---|
見出しレベル変更 | 目次として表示したい見出しレベルを個別に指定できます。(例)デフォルトの h2,h3,h4 → h2,h4 に変更 | |
除外 | 目次に表示しない見出しを指定します。 複数の見出しはパイプ記号 (|) で区切り、ワイルドカードとしてアステリスク記号 (*) が使えます。
|
▼見出しレベルの変更
▼目次に表示したく無いキーワードを除外

ショートコードを覚えておくと、記事ごとに細かく目次を作成することができるので便利ですよね。
難しいように思われるかもしれませんが、記事のどの部分にショートコードを打ち込んでも問題無いので意外と簡単ですよ!
ぜひ使ってみてください!
まとめ

WordPressで目次を作成する方法をご覧いただき、いかがでしたか?
慣れてくれば色々とカスタマイズすることもできるようになって、記事ごとに目次を変えることもできるようになるはずです!
せっかくWordPressで記事を執筆するのであれば、読者のことを思って目次を作ってあげると良いですよね。
ぜひこの記事でご紹介したプラグイン『Table of Contents Plus』をインストールして、目次を作成してみてください。
WordPressの記事でも目次があると良いですよね!
本にも必ず目次があるように、WEB記事も目次があるとかなり読みやすい記事になります。
目次を読むだけでその記事にどんなことが書いてあるのか分かるし、すぐに知りたい情報にとべますからね。
この記事では、WordPressのサイトにおける目次の作成方法や便利なショートコードなどを解説します。
プラグインのインストール方法から説明するので、WordPress初心者の方も心配入りませんよ。