「悪質なSEO業者は絶対に避けたい…成果に結びつかない業者にはもうウンザリ」
SEO業者で悪質だと言える5つの事例
悪質なケース①:無理な目標を約束するSEO業者
もちろん、目標達成を約束することは大切なことです。
しかし、今回お話したいのは『無理な目標を約束すること』です。
目標として設定している数字を見ると、メディアが急激に右肩上がりに成長していることを想定した目標になっているのですが根拠がないことが多いです。
SEO業者の多くは、エクセル上で数字遊びをして「こんだけの数字をあげますよ、すごいでしょ!」と見せているにすぎません。
それがなぜ達成できるのかを説明できるほどの戦略は、手元にないことの方が多いわけです。
基本的にそこまで成果に対して真剣に考えていないところが多く、関心の矛先は『どうやって契約してもらうか』ということだけです。
大手企業になるほど、その傾向は顕著で、その理由は営業とマーケティングを担当する人は違うからです。
大手企業の闇について詳しく知りたい方は以下の『SEO対策を大手コンサル会社に依頼しなくても良い5つの理由』を覗いてみてくださいね。
悪質なケース②:ブラックハットSEO業者
SEO対策には、色々なアプローチがありますが、中でも大きく2つの種類に分類することができます。
- ブラックハットSEO
裏技的な手法でペナルティーを受けてしまう可能性が高い手法 - ホワイトハットSEO
ユーザー視点で考えられたSEO対策でペナルティーを受けることなく、長期的に上位表示が狙える手法
上記2つの中で問題なのは『ブラックハットSEO』をサービスに加えているSEO業者です。
『ブラックハットSEO』は4つの代表的な施策があります。
- 意味のない被リンクを大量に増やす
- むやみに対策キーワードを詰め込む
- 低品質記事の量産
- コピーコンテンツ作成
上記の施策に該当しているブラックハットSEOは、例外なく淘汰されていきます。
しかし、これらのブラックハットSEO施策をサービスに盛り込んでいる業者は、中小企業だけではなく、大手SEO業者にも多く存在しています。
悪質なケース③:ゴリゴリ営業のSEO業者
悪質なケース①に該当するSEO業者は、悪質なケース③の『ゴリゴリ営業のSEO業者』である場合が多いです。
何としても契約を決めたいがために、あの手この手を使い契約にこぎつけます。
特に大手SEO業者にはあるあるなのですが、営業と実務担当者は違うので、ここぞとばかりに甘い言葉を仕掛けてきます。
例えば、最初に60万円という料金プランを提示されたとして、「それは高いから無理」という反応をしたとすると、「2年契約のプランなので、月額2.5万円と実はリーズナブルなものなんです」という形で見せ方を変えてきます。
しかも料金プランの内容もぱっと見はそれなりに充実しているように見えてしまうものばかりです。
正直、月額2.5万なら、、と少し気持ちが揺れてしまいますよね。
しかしこの場合、実際にはほとんど何もしてもらえないことの方が多く、問い合わせてもマニュアル通りの対応しかされずに泣き寝入りすることになります。
こちらの要望を聞こうとせずに、ゴリゴリと営業してくるSEO業者には要注意です。

こういった営業ゴリゴリのSEO業者は、テレアポやメールでガンガン営業してくることもあります。
SEO業者なのにテレアポで営業するなんて、なんかおかしな話ですよね。
悪質なケース④:新卒が担当する大手SEO業者
『SEO対策を大手コンサル会社に依頼しなくても良い5つの理由』でも紹介している内容になりますが、大手のSEO業者ほど経験年数の浅いSEO担当者がコンサルティングを行っているケースがあります。
コンサルティングのマニュアルがあるため、新卒でも業務が可能となっているわけですが、メディア運営においてマニュアル化できる領域は、非常に限られています。
もう少し突っ込んでお話していくと、、マニュアル化できるSEO対策はブラックハットSEOをマニュアル化しているケースが非常に多いです。
そのため契約をいくつも取ってきて、新卒SEO担当に任せることで多くの案件を回しているわけですが、ほとんどの場合で大きく成果をあげることができません。
SEO対策は、サイト単位でも記事単位でも考えることがたくさんあります。
一つ一つの案件に向き合うには、各業界の情報から勉強し、サイト設計やコンテンツ作成に活かす必要があるからです。
例えば、歯科業界のメディアを担当するのであれば、歯科業界について担当者が勉強する必要がありますし、継続的に勉強しながらサイト設計やコンテンツ制作を進めていく必要があります。

弊社では、担当させていただくサイトが関連する業界知識は継続的に勉強させていただいています。
これはどのSEO業者もやっていないことで、時間もかかりますが、それだけ1つの仕事に対して真剣に取り組んでいます。
悪質なケース⑤:工数が分析に偏るSEO業者
メディア運営を行う際に一番大切なものは間違いなく『コンテンツ』です。
しかし、業者によっては業務の大部分が分析に偏ってしまう業者も少なくありません。
分析をすること自体は悪いことではありませんが、施策を実行しないことには現状は何も変わらないわけです。
また、SEO業界の裏側としては、分析に時間をかけている業者の多くは、いかにすごい分析を行ったかを見せることでクライアント様に価値を感じてもらおうとしてきます。
ですが、情報量が多いことは必ずしも良いとは限りません。
本来のデータ分析は、必要な情報だけをあぶり出し、そのデータを元に考えた施策に対して議論しながら実行することに意味があります。

弊社では、クライアント様と議論しながら施策実行できるようなデータ分析を行っています。
どのようなデータなのか、データから得られる課題、課題から考えられる施策などを共有した上で、メディア運営の知識がなくても『誰もが議論できる形』になるように心がけています。
悪質なSEO業者に当たらない業者選びの方法
期待値を測って判断する
SEO業者を選ぶ際には『期待値を測ること』が大切です。
期待値とは、業者に依頼することでどのくらいコミットしてくれるのか、どのくらい成果が出せるのかという予想値のことです。
よくあるのが、SEO業者側から目標値の共有だけで、『どうやって目標を達成していくのか』という詳細な説明はないことです。
これでは、業者に依頼していいのかどうかが判断できません。
また、数値の議論以外にも、やる気や姿勢といった点も期待値を測る上では重要です。
契約のことだけを考えているような SEO業者は、成果を出すためにコミットするだけのやる気や姿勢が足りない傾向にあります。
- 目標数値の実現可能性
- やる気や姿勢といったコミット力
上記の2つを参考に業者の期待値を測るように心がけてみてください。
業務内容を透明化しているか
SEO業者の中には、業務内容が不明確な会社もあります。
お金を払ったけど、「何をやってくれているのかイマイチ分からない」といった状態も珍しくないわけです。
業務内容が不透明だと、成果が思わしくない時に口を出しづらい状況が生まれてしまいますので、非常にもったいないです。
何をやるのかを明確にしておくことで、やっていることを大まかに把握し、定例的に報告を受けるタイミングで打ち出している施策に対して質問したり、意見を言ったりできる状況は作っておくべきです。

SEO業者から報告されるレポート(データ)が分かりにくい場合もあり、口を出しづらいというケースもあります。
しっかりと説明してくれる業者で、意見を言いやすい業者かどうかも含めて判断する必要あるので、注意してくださいね。
業界知識に対応できるか
ここはコンテンツ制作をする上ですごく大切な部分で『業界知識に対応できるか』という点です。
ほとんどのSEO業者は、業界知識を身に付けるところに時間を使うことは基本しません。
なぜなら多くの案件を抱えようと必死になっているため、一つ一つの案件に対して業界知識を身に付けようとしていたらキリがないと考えてしまうからです。
特に大手と呼ばれる大企業の場合には案件数も膨大なため、『業界知識』について勉強する時間は作りません。
しかし逆をいえば、こうした業界知識を継続的に勉強しながら二人三脚で進んでくれる業者でないと大きく成果をあげることは難しいといえます。

メディアに対して知識やノウハウがあるのはSEO業者側かもしれませんが、各業界に対して知識が豊富なのは間違いなくクライアント様の方です。
なので、メディアの話になったからと遠慮することなく、意見や要望はきちんと伝えて議論できる業者を選びましょう。
ホワイトハットSEOで対応してくれるか
『ホワイトハットSEOで対応してくれるのか』も重要な条件です。
SEO業者が提案の段階で専門用語を多様した難しい言葉を使っていたり、テクニカルな内容を説明してまともに理解させようとしないプレゼンを行ってきたら要注意です。
というのも、テクニカルな内容ばかりが詰まったSEO対策の価値は、以前よりもはるかに下がってきています。
つまり、コンテンツ以外の部分でSEO対策することは以前ほど効果が見込めなくなってきているというわけです。
- 被リンクを大量に増やす
- 対策キーワードを詰め込む
- 発リンク率の調整
上記がSEO業者のサービス内容に含まれていたら、依頼するのは極力避けた方が無難です。
悪質なSEO業者を回避するために契約直前に注意すべきこと
コントロールできない成果は約束させない
ここで言うコントロールできない成果とは、『PV(ページビュー)』などのアクセス数やお申し込み数などに関わる指標のことです。
SEO業者の商談では、PVやMAUなどのアクセスに関わる数字を持ち出して成果を約束するようなことを言う業者がいます。
確かに心構えとして成果を出すために約束する場合はまだ良いのですが、基本的にどんな業者も完全に成果をコントロールすることができません。
そうした曖昧な成果目標を約束させることにあまり意味はなく、成果目標のほとんどは意味のない数字であることが多いです。
目標とする数字を細かく作ることに力を注ぐよりも、最終的に目指したい数字だけを用意し、その数字をいち早く達成するためにどうすべきかという具体的な話を約束するようにしましょう。
コミットを約束させること
先ほど話の延長ですが、『どれくらいコミットできるのか』を約束するようにしましょう。
最終的に目指したい数字に対して、やるべきことが必ずあるので、
- 戦略を考えること
- 戦略を実行する行動
シンプルに上記の2つを約束させましょう。
戦略部分をしっかりと共有してもらい納得した上で、どのくらい実行してもらうかも含めて約束すると成果が出る約束になります。
しかしあと一つ注意すべき点になるのが、『コンテンツの質を担保すること』です。
コンテンツの質を担保することを約束させる
最後はコンテンツの質を担保させましょう。
よく、コンテンツの質を成果(PV数や検索順位など)で測ろうとしますが、SEO対策の場合には記事をアップして3ヶ月~半年間は成果に現れないため、すぐに評価することができません。
クライアント様とSEO業者の間でよくある会話なのが
クライアント様:「成果が出てないんじゃないですか?」
SEO業者:「SEO対策は効果が出るまで時間がかかるのでお待ちください」
という会話です。ちなみに半年間待って成果が出ていない場合でも、現状を真摯に受け止めて対応してくれるSEO業者は少ないです。
そこでサンプルとしてすでに執筆された記事などを見せてもらい、コンテンツのレベル感をすり合わせておきましょう。
- 文章構成
ロジックが通った構成・流れになるよう要望は伝えましょう - 図や写真のトンマナ
デザインによる表現の違いで印象がガラッと変わります - 最低文字数
あまり短いコンテンツだと意味がないため、2000文字以上などのルールは必要です - コンテンツ制作の工程
制作する際に見直す工程がない業者もありますのですり合わせましょう - 担当ライター
ライターは1~2名に限定した方が文章のブレはなくなります - NGワード
専門領域のメディア運営の場合にはNGワードがあるなら指定しておいた方がいいです

逆にいえば、これらのすり合わせに対して同意してもらえない場合には、検討しない方針にしてもいいかもしれません。
それぐらいコンテンツの質担保は重要なポイントになっています。
まとめ

いかがでしたか?
悪質な業者のポイントを知った上で対策を見てみると、いかに悪質なSEO業者が時代に逆行しているかが分かります。
SEO対策を欲している方は多くいる中で戦っていくには、二人三脚で突き進んでくれる業者でないと今の時代では勝ち残っていけません。
僕たちティール株式会社は、小さな会社なので多くの案件を抱えることはできません。
しかし、その分1つ1つのお仕事に対して真剣に取り組み、コミットさせていただいています。
最近は、様々なところから依頼をいただくことが増えてきましたが、僕らが中途半端なコミットになってしまうと判断した案件には、泣く泣くお断りさせていただくこともあります。
そのぐらい僕たちは依頼に対して真剣です。
『どこよりも熱いコンテンツマーケティング集団に依頼したい』と思ってくださるクライアント様がいらっしゃいましたらご連絡いただき、お話を聞かせていただくところから進めていきたいです。
料金プランに関しても公開しておりますので、以下の料金ページでぜひご覧ください。
※料金ページでお問い合わせが可能です。
近年、SEO対策に注目が集まってからオウンドメディアの需要が一気に伸びてきました。
そんなオウンドメディア需要に合わせてSEO業者の数も爆発的に伸びている中で、悪質なSEO業者も同じように爆発的に増えてきています。
今回はそんな悪質なSEO業者の実態を事例ごとに紹介していきながら、正しいSEO業者選びについて解説していきます。