「WordPressでブログを始めようと思うんだけど・・・プラグインって何?必要なの?」
Contents
WordPressのプラグインはなぜ必要なのか
プラグインを入れる主な4つの目的

そもそもWordPressにどうしてプラグインが必要なのでしょうか。
その目的は主に以下の4つです。
- セキュリティを強化するため
- 記事を書きやすくするため
- SEO対策を強化するため
- 読者が使いやすいサイトにするため
では、一つ一つの目的を掘り下げて見ていきましょう!
- WordPressは世界中で使用されているソフトウェアである一方でプログラムなどの脆弱性がある
- 管理画面への不正ログインによるサイト改ざんや乗っ取り、重要な情報の盗み取りや許容を超える過剰なデータを送信することによる攻撃(バッファオーバーフロー攻撃)が想定される
- サイトを管理する人がそれぞれプラグインを導入して各サイトのセキュリティを強化する必要性がある
- WordPressの「テキストモード」では、htmlを駆使してサイト自体をカスタマイズできる
- いちいちhtmlを打ち込んだり画像を埋め込んだりするのは手間がかかる
- プラグインはコーディングを簡略化することができ、簡単に記事を書き上げることができる
- ブログは読者を増やすためには検索した時に上位に表示されることが大切
- また、ブログで収益化を目指している人にとって検索結果はさらに重要
- SEO対策のプラグイン導入は最も簡単なSEO対策
- プラグインは専門的な知識がなくても簡単にSEO対策が行える優れもの
- 使いやすいサイトにはコメントやお問い合わせなどのフォームが欠かせない
- 欠かすことのできないフォームまわりを一括でアレンジできるのがプラグイン
- プラグインはサイト構造も読者が使いやすいようにアレンジしてくれる
- 自分で0から作るとかなりの手間ですが、プラグインを使えば決まったフォームを提供してくれるからかなり楽

プラグインの大切さをお分かりいただけましたでしょうか?
プラグインを導入することでWordPressがバージョンアップするのです。
プラグインを入れないとどうなるのか
プラグインを入れることでサイト自体のセキュリティや利便性がアップすることはお分かりいただけたかと思いますが、ここでは反対にプラグインを入れないことで発生するデメリットもご紹介しておきます。
プラグインは入れなくてもいいのではなく、入れるべきなのです。
- アクセスが増えない
- 記事投稿が面倒になる(継続しない)
- サイトにウィルスが入る
- サイトにアクセスがあっても読まれない

プラグインはサイト自体のセキュリティを強化したり読者が読みやすいようにサイトを構成したりと様々な役割を担ってくれます。
せっかくWordPressでサイトを運営するのであれば、プラグインを入れてより質の高いサイトにするのに越したことはありませんよね。
ただ厄介なのはプラグインをやたらめったらに入れることでサイトが良くなるわけでは無いということです。
重要なのは、信頼できて効果を期待できるものに限定して入れることです。
では、ここからは不要なプラグインを消して、必要なプラグインを入れていく作業について解説していきます!
最初から入っているWordPressプラグインを削除すべきか

実はWordPressって最初から入っているプラグインもあるんです。
しかし、プラグインって入れれば入れるだけ効果が高まるというわけでもなく、必要無いものは消した方が良いんです。
まずは入っているプラグインの必要性を問わなければなりません。
- WordPressの表示が遅くなる
- プラグイン同士が干渉しエラーが発生
- セキュリティリスクが高まる
では、WordPressに最初から入っているプラグインを削除すべきかチェックしていきましょう。
▼最初から入っているWordPressプラグイン
プラグイン名 | 概要 |
---|---|
Akismet Anti-Spam | 機能はコメントスパムを自動的に振り分けてくれる |
Hello Dolly | WordPress管理画面の右上に20世紀を代表とするジャズミュージシャンであるルイ・アームストロングの代表曲「Hello, Dolly!」の歌詞の1節を表示するというもの |
WP Multibyte Patch | 機能はマルチバイト文字(日本語や中国語)に関する問題を防いでくれるものです |
TypeSquare Webfonts for エックスサーバー | 株式会社モリサワが提供するWebフォントサービス「TypeSquare」を利用できるプラグイン |
- Hello Dolly
特に大きな意味の無いプラグインで削除しても問題無い。 - TypeSquare Webfonts for エックスサーバー
月間25,000PVのブログにしか利用できないため、初心者しか使えないプラグイン。月間PVを伸ばしたいと考えている人は削除すべき。
- Akismet Anti-Spam
スパム防止なので必ず必要になるプラグイン。 - WP Multibyte Patch
WordPressはもともと英語のサイトなので、これを日本語でうまく利用するためには欠かせないプラグイン。
▼プラグインの削除方法
①ダッシュボードのサイドバーにある「プラグイン」を選択
②削除したいプラグインの「削除」を選択し削除完了


不要なプラグインを削除し必要なプラグインだけを残すことで、運営側も読者側にも使いやすいサイトが出来上がるのです。
もし、消してしまっても必要だと思えばまたインストールすれば良いだけなので問題はありませんよ。
WordPressで最低限入れるべきプラグイン7選

最初から入っているプラグインが整理できたら、ここからは必要なプラグインをインストールしていく段階に入ります。
ただどのプラグインを入れたら良いのか検討がつかない人もいるかと思いますので、最低限入れるべきプラグイン7選をご紹介します!
▼最低限入れるべきプラグイン7選
プラグ名 | 概要 |
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SiteGuard | セキュリティ強化 |
BackWPup | WordPressのバックアップ |
All in one SEO Pack | SEO対策全般 |
Classic Editor | クラシックエディター機能保持 |
Table of Contents Plus | 記事の目次作成 |
TinyMCE Advanced | ビジュアルエディタ機能を強化 |
EWWW Image Optimizer | 画像を圧縮してページを軽くする |
▼プラグインのダウンロードから「有効化」までの5STEP
- サイドバーから「プラグイン」を選択
- 「プラグイン」ページから「新規追加」をクリック
- 右にある検索窓で探しているプラグインの名前を検索
- 検索結果が表示されたら「今すぐインストール」を選択
- インストールが完了したらプラグイン一覧から使用したいプラグインを探して「有効化」完了
1.SiteGuard

▼SiteGuard
名前 | SiteGuard |
---|---|
概要 | セキュリティ強化 |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 基本的には「有効化」するだけでOK。 しかし、メール通知が多く来るので迷惑な場合はメール通知をOFF設定する必要がある。 |
入れることによるメリット | 不正ログインの防止やスパムの防止など、WordPress標準状態よりもセキュリティを上げてくれる。悪意ある第三者からの攻撃を防止してくれる効果がありますのでおすすめ。 |
2.BackWPup

▼BackWPup
名前 | BackWPup |
---|---|
概要 | 管理画面上からWordPressサイトを手軽にバックアップできる |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」のあと、バックアップを自動化するために、BackWPupでバックアップジョブを作成する必要がある。この設定でバックアップをとる時間や曜日を設定することが可能。 |
入れることによるメリット | インストールフォルダ・ファイル群とともにデータベースの中身もバックアップできるので、突然全てのデータがとぶリスクが減る。 |
3.All in one SEO Pack

▼All in One SEO Pack
名前 | All in One SEO Pack |
---|---|
概要 | WordPressのSEO対策のためのプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」のあと、以下のような設定が必要になります。
|
入れることによるメリット | このプラグイン一つでSEO対策が全て補える。 |
4.Classic Editor

▼Classic Editor
名前 | Classic Editor |
---|---|
概要 | 執筆の際の編集画面を管理するプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 基本的には「有効化」すればクラシックエディターに戻るが、併用希望の場合は設定が必要。 |
入れることによるメリット |
|
5.Table of Contents Plus

▼Table of Contents Plus
名前 | Table of Contents Plus |
---|---|
概要 | 記事に目次をつくるプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」した後、様々な設定が必要。
|
入れることによるメリット |
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6.TinyMCE Advanced

▼TinyMCE Advanced
名前 | TinyMCE Advanced |
---|---|
概要 | ビジュアルエディタ機能を強化するプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」の後、欲しい機能を設定する必要がある。 |
入れることによるメリット |
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7.EWWW Image Optimizer

▼EWWW Image Optimizer
名前 | EWWW Image Optimizer |
---|---|
概要 | 画像の圧縮・最適化をするプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」の後、Basic設定で「Remove Metadata」にチェックを入れるだけで基本的には使用可能。 |
入れることによるメリット |
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大きなアクセス流入を狙いたい中級者向けWordPressプラグイン5選
▼大きなアクセス流入を狙いたい中級者向けWordPressプラグイン5選
プラグ名 | 概要 |
---|---|
AddQuicktag | 記事内で簡単にコードを挿入することができるプラグイン |
Broken Link Checker | リンク切れしているリンクを知らせてくれるプラグイン |
WebSub/PubSubHubbub | 記事を投稿した際に検索エンジンに素早くお知らせをしてくれるプラグイン |
WordPress Ping Optimizer | SEO対策の一つであるping送信を最適化することができるプラグイン |
WP Super Cache | サイトの表示速度を高速化できるプラグイン |
AddQuicktag

▼AddQuicktag
名前 | AddQuicktag |
---|---|
概要 | 記事内で簡単にコードを挿入することができるプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」の後、自分が使いたい任意のコードを設定する必要がある。 |
入れることによるメリット |
|
Broken Link Checker

▼Broken Link Checker
名前 | Broken Link Checker |
---|---|
概要 | リンク切れしているリンクを知らせてくれるプラグイン |
主な機能 | 自サイトから外部サイトへのリンクがリンク切れになっていないかをチェック。 |
導入後の設定が必要か | 「有効化」の後、設定が必要。
|
入れることによるメリット |
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WebSub/PubSubHubbub

▼WebSub/PubSubHubbub
名前 | WebSub/PubSubHubbub |
---|---|
概要 | 記事を投稿した際にGoogle・Yahoo!・Bingなどの検索エンジンに素早くお知らせをしてくれるプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」のみで基本的にはOK |
入れることによるメリット |
|
WordPress Ping Optimizer

▼WordPress Ping Optimizer
名前 | WordPress Ping Optimizer |
---|---|
概要 | SEO対策の一つであるping送信を最適化することができるプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」の後、設定が必要。
|
入れることによるメリット | 無駄なpingの送信を減らし、ブログのスパム化を防ぐことが可能。 |
WP Super Cache

▼WP Super Cache
名前 | WP Super Cache |
---|---|
概要 | サイトの表示速度を高速化できるプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」の後、設定が必要。
|
入れることによるメリット |
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成約率を高めたい上級者向けプラグイン5選
▼成約率を高めたい上級者向けプラグイン
プラグ名 | 概要 |
---|---|
Search Regex | 文字テキストを置換することができるプラグイン |
Easy Fancy Box | 画像をクリックすると拡大させるプラグイン |
Q2W3 Fixed Widget | サイドバーを追従させるプラグイン |
Page Builder By Site Origin | ページのレイアウトを自由に組み替えられるプラグイン |
Content Aware Sidebars | ページやカテゴリーごとにサイドバーを自由に変えられるプラグイン |
Search Regex

▼Search Ragex
名前 | Search Regex |
---|---|
概要 | 文字テキストを置換することができるプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」で使用可能。 変換の際は変換したい部分を選び実行する必要がある。 |
入れることによるメリット |
|
Easy Fancy Box

▼Easy Fancy Box
名前 | Easy FancyBox |
---|---|
概要 | 画像をクリックすると拡大させるプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か |
|
入れることによるメリット |
|
Q2W3 Fixed Widget

▼Q2W3 Fixed Widget
名前 | Q2W3 Fixed Widget |
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概要 | サイドバーを追従させるプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」の後、追尾させるかどうかという設定が必要。 |
入れることによるメリット | 常に表示しておきたい項目を常に表示できる |
Page Builder By Site Origin

▼Page Builder By Site Origin
名前 | Page Builder By Site Origin |
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概要 | ページのレイアウトを自由に組み替えられるプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」の後、エディタページで「ページビルダー」があることを確認。 そこからカラムやウィジェットを追加してページを組み立てていく。 |
入れることによるメリット |
|
Content Aware Sidebars

▼Content Aware Sidebars
名前 | Content Aware Sidebars |
---|---|
概要 | ページやカテゴリーごとにサイドバーを自由に変えられるプラグイン |
主な機能 |
|
導入後の設定が必要か | 「有効化」の後、どのページにどのようなサイトバーを表示されるのかを設定する必要がある。 |
入れることによるメリット | それぞれのカテゴリー・記事で読者に与える情報を変えられる。 |
まとめ

初心者が入れるべきWordPressプラグイン7選をご覧いただき、いかがでしたか?
プラグインをうまく利用すれば初心者でもWordPressで安全で質の高いサイトが運営できることがお分かりいただけましたでしょうか?
WordPressは自由にカスタマイズできる反面、セキュリティの面で不安があるのでまずはセキュリティをカバーしてくれるプラグインから導入することをおすすめします。
ブログ初心者の人でも簡単に使えるWordPressって本当に便利ですよね。
ブログを作っていく中で「もっと使いやすくて、見栄えが良いブログにしたい」という思いが芽生えるとたどり着くのが「プラグイン」なのかなと思います。
プラグインはお好きな機能をカスタマイズしてWordPress本体に組み込ませることができ、携帯のアプリのように好きなものを選んで導入することができるのです。
でも最初って何を入れたら良いかって全然わからないですよね・・・
そこで、この記事ではWordPressのプラグインに関する基本的な知識とWordPressのレベル別におすすめしたいプラグインをご紹介します!
初心者の方でもここで紹介するプラグインをまずは押さえておけば、大丈夫ですよ!